結び方をマスターしよう

トレンチコートのベルトの結び方とは

ボギー風にキメてみたい!

トレンチコートといえば、やはり「ボギー」ことハンフリー・ボガート。

名画『カサブランカ』では、トレンチコートのベルトを、斜め位置でむぞうさに、ウエストに縛りつけるようにした結び方が印象的でした。

ボギーを代表として、トレンチコートといえば、ハードボイルドのイメージ。

トレンチコートはベルトのあるコートの代表ですから、結び方にもこだわりたいもの。

一般的なトレンチコートのベルトの結び方は、結び目を前に、ラフに結ぶことが多いです。

結び目をつくらず、きっちりベルトを締めれば、正統派の着こなしに。

トレンチコートは、第一次大戦時に、英国軍が塹壕(ざんごう・英語でtrench)で着たレインコートが起源。

英国バーバリー(burberry)社は、このコートで一躍名をあげ、やがて王室御用達へと出世しました。

濡れると重く、通気性の悪い従来のゴム引きレインコートに代り、バーバリー社は綾織の厚手コットン素材・ギャバジンを開発しました。

トレンチコートの前合せが二重(ダブルブレスト)なのも、襟を立てて止めると顎の下まで完全防水になるのも、軍用レインコートの名残。

センターベンツの裾が大きく割れるのも、軍馬にまたがりやすくするため。

肩のエポレット(肩章)は手袋や帽子をはさめるし、ベルトの背後にあるD字型の金属リングは、水筒や手榴弾を吊るすためのものだったのです。

トレンチコートのベルトも、体にぴったり沿わせることの他に「ベルトに何かはさめる」用途も大きかったかもしれませんね。